MA導入でアンノウンユーザーが誰だか知りたくなる

MA(マーケティングオートメーション)実践レポート第二弾

※利用しているMAはMtame社のBowNowです。

 

Unknown-sidxxxxx(誰だか分からないユーザー)

MAを導入すると、何もしなくても自社のホームページにアクセスしてくる企業名を知ることができるわけですが、直ぐにもっと重要な情報に気づきます。

そのアクセスしている人は誰なのか?

何者かについては、残念ながら何もしないで知ることはできません。

それで「名無し」としてUnknownユーザーとして記録されるわけです。

ハイフン以降のsidはBowNow特有のユニークIDと思えば良いでしょう。

このアンノウンユーザーは誰だか分からない人になりますが、同じ人が繰り返し訪問してきた場合、同じUnknown-sidxxxxxで記録されるので、誰だか分からないけど毎日訪問している人、あるいは、誰だか分からないけど10ページも見ている人、などの把握は可能です。

アンノウンユーザーをもう少し正確に伝えると、アクセス者が使っているブラウザ単位になります。

通常、一般のユーザーは毎日使っているブラウザは同じものだと思いますが、中には使い分けている方もいるかもしれません。

システムエンジニアなどは情報収集にGoogle chrmoeを使い、プログラム開発にはFoxfireを使う、など使い分けする方も多いでしょう。

MAはアクセスしてきたブラウザに対し、Cookieを書き込みトラッキングするので、正確にはブラウザ単位です。

同じ人物がスマホでアクセスした場合も違うUnknown-sidxxxxxになります。

そもそもマーケティングの世界では、all or nothingを追究し始めると何も進まなくなりますので、よく言う8:2の法則のように、8割程度のカバーでOKとします。

 

この人は誰だ!

いよいよ「この人は誰なんだ!」です。

もしこの人が誰なのか分かれば、それは自社の商品やサービスに興味を持っている人になりますから、喉から手が出るほど接触したい人になります。

自社の求人ページを見ていた人なら、面接に誘いたいと思うはずです。

このようにMAの関心は、それはいったい誰なのかに移行します。

アクセスしている人を知るには必須条件があります。

それは過去に一度でも、何らかの形で接触している必要があると言う点です。

なんだ、知ってる人なら意味無いじゃん、って思うかもしれませんが、顔や名前を知っているのと、その人の心の中を知るでは天地の差があります。

つまり、顧客になりうる人なのか、そうでない人なのか、です。

例えば新商品をもって10社の訪問営業をしたとします。

この時点で必須条件の事前に接触はクリアしていることになります。

その後、数日間のログを確認すると、AさんとBさんとCさんからのアクセスが残っています。

この時点で残り7人は営業先から除外できます。

とくにBさんは深く読み込んでいるため、まずはBさんからアタックすることができます。

MAの本質を理解すると、Unknownユーザーをどうやって可視化するか、その一点に議論が集中し始めます。

 

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